賃貸物件の申込・契約・住み心地など

新築賃貸物件の家賃・初期費用交渉で大事なのは "交渉時期"

新築物件、誰も使っていないクリーンできれいな家が手に入るなんて、嬉しい!
そんな思いと、家賃や初期費用がもう少し安かったら・・・。という思いが入り交じるものです。

確かに、新築というだけで人気があって、家賃や初期費用の交渉は他の物件より難しいのは確かです。だけど、聞きもせずに諦めるのはもったいない。契約時だけでなく、その時何年も払い続ける大きな買物(契約)なのですから。

そしていつも頭を抱えるのは『一体どうやって交渉したらいいか?』。家族のなかでは、もっぱらわたしが不動産会社とやりとりすることが多く、交渉ごとは難しいな〜といつも思ってます。家族と相談して、交渉の方向性(家賃下げたいね・・とか礼金安くしたいね・・・)を考えるのですが、家族にもやってほしい!と正直思うほど荷が重く感じてしまうものです。

じゃあ、家賃交渉や初期費用の交渉なんてしないで、条件を鵜呑みにすれば?といわれてしまうのですが、
そして、家計を抱えている身としては、簡単には引けません。

そこで、新築物件の初期費用を少しでも抑えるコツをお伝えします。
大事なポイントから先にお伝えをしようと思います。ただでさえ難しい新築物件の交渉で最も大事なのは、担当者の心が動きやすい交渉時期をねらうことです。

新築賃貸物件の交渉
新築物件を交渉する時期

新築物件の場合、完成前に『先行申込』を受付開始することが多いです。先行申込は、法的な拘束力もなく一般的な不動産ではキャンセル料もなく物件を抑えることの出来る方法です。

新築物件は人気であることが多いので、気に入ったら先行申込をする気持ちでいましょう。新築ではない物件は、空室になり内見をして申込前に家賃や初期費用の交渉に入ることが多いのですが、新築物件はここが違います。

完成までに時間がある場合は特に、申込の意思を借り主がみせないと不動産の担当者は交渉に動いてくれません。悲しいことに、さらっと『できませんね』なんていわれて終わりかもしれません。

交渉のチャンスは幾度となくあるわけではないので、ここぞ、という時を見計らって行うことが必要です。

新築家賃交渉の絶好のタイミングは
『先行申込で入居審査が通った後の内見時』

なぜかというと
・入居審査が通っている
・顔をみて交渉できる(電話より圧倒的に有利)
・不動産担当者も決めにかかっている

 

先行申込の際には、申込書に家賃など契約に近い内容が表記されて今にも家賃交渉を行いたくなると思うのですが、そこをぐっとこらえて、内見時まで待ちましょう。不動産屋の担当者に『この交渉に応じたら、契約してくれる可能性が非常に高い』と思わせることがもっとも大事なのです。

内見前など早めに家賃交渉・初期費用交渉を開始してしまうと、実際に契約ができる物件完成時まで時間がありすぎて『今交渉しても契約するのは先だしな・・・』と思われてしまうわけです。

既存物件とはことなる新築物件ならではの交渉タイミングです。

交渉は我慢くらべなのです。

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